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  • そして船は行く 完全版

4コマ

2012年5月 7日 (月)

「箱入りドロップス」(芳文社:津留崎優)

  「あざとい! 雫ちゃんあざとい!」(桂木萌)

 

西森雫・高校一年生。今まで学校にも通ったことのない筋金入りの「箱入り娘」である。

そんな彼女が姉の協力で家を抜けだし、一人暮らしをすることに。初めて目にする『日常』は新鮮なことばかりで……少女の成長物語。

 

いわゆる日常系の4コマなのですが、ヒロインが世間知らずの「箱入り娘」。コンビニで驚いたり、スタバでびびったり、と、お約束の反応が楽しめます。

それだけだとよくある話、あざといあざとい、で終わるのですが、どうもこの漫画、ちょっと毛色が違う。

 

Photo

スタバの店員に声をかけられ、びびる雫。

 

Photo_2

初めてする花火に宿題が手につかない雫。

 

Photo_3

あざとい! 雫ちゃんあざとい!

 

この雫ちゃん、いわゆる“アホ毛”がついているのですが、これがまた4コマという形態において非常に便利な役割を果たしています。

 

2

嬉しい/楽しいとぺぺぺぺと動く。

 

3_2

 

1

 

Photo_4

あざとい! 雫ちゃんあざとい!(このコマ便利だな……)

 

あざとい、で終わらないのは、多分、ヒロインの雫の性格。「お嬢様」「よい子」ではあるのですが、どうもそれだけでは説明できない。

なんでかなー、と思いながら読んでいたのですが……

 

Photo_6

このコマ。

これ、小学1年生の反応ですね。ともかく、何でもかんでも新鮮。

“萌え”の文法ではなく、“子ども”の文法で描かれているんです。

 

Photo_7

もうひとつ、分かりやすい例を。見るものすべてが新鮮だから、全力で今を楽しむ。

 

それでも、雫は高校生。反応が子どもでも……

Photo_8

ラブコメ分があります。

 

Photo_9

あざとい! 雫ちゃんあざとい!

 

他にも「初めての友だち」といった関係など、人間関係が広がっていく楽しみも。

オススメです。

 

何か最近、紹介記事だと四コマばかりな気がする……

2011年11月 8日 (火)

「パンむすめ」に学ぶ小売り店舗運営の極意

「こぐまベーカリー! 本日リニューアルオープンですよォー!」(熊飼ちはる)

※以下の記事はビジネス書の体裁を取って樹るうの「パンむすめ」を紹介した記事です。1年を通してパン屋を運営していく話なので結構ビジネス書としても読めるんじゃない? と思ったので試してみました。洒落記事としてお楽しみいただければ幸いです。

 

続きを読む "「パンむすめ」に学ぶ小売り店舗運営の極意" »

2011年8月22日 (月)

「うのはな3姉妹」2巻(芳文社:水谷フーカ)

「大豆の次くらいに」(北原桜)

北原豆腐店の3姉妹は商店街のアイドル。おっとりのほほんの長女・梅乃に、バツイチ大食漢の次女・桃子、マイペースでお人よしな三女・桜の三人は今日も父親の手伝いです。

 

長女・梅乃のお見合いに、次女・桃子の元旦那の話が出たり、お隣さんにイケメンが来て南田くんが落ち着かなかったり……いつもと変わらない日々も少しずつ変化していきます。のんびり商店街ライフをお楽しみください。

 

301

三女・桜に10年来片思いの南田君。本人以外、クラスの全員が知っている模様。いいクラスだなぁ……というか、南田君、ヘタれすぎ……

 

302

次女・桃子は元旦那と別れたことをまだ話していない様子。今後、元旦那が出てくることはあるのか??

 

2011年8月18日 (木)

「レーカン!」1巻(芳文社:瀬田ヒナコ)

「何も無いトコ見んなーーーッ!!」(井上)

転校生の天音響は生まれつき霊感がある。礼儀正しい彼女は、霊にも挨拶を交わし、おすそ分けをする。ときにはあの世へナンパされかけることも……!? しかし、ハタから見たら何もないところへ挨拶し、怪奇現象が渦巻く存在なわけで……

 

妙に明るい幽霊もの。変なヤツ扱いや、妙に暗い話にならないバランス感覚は見事。そのバランスを主に担っている怖がりの同級生・井上さんの存在感といったらもう。いじめっ子キャラかと思いきや、普通にいい子でいじらしくてたまらなくなります。

 

01

主人公・天音響は霊感少女。ひとりひとりに挨拶しているんだけれども、誰もいないところにも挨拶していたり……

 

02

クラスメイトの井上さん。すわいじめっ子登場か、と思いきや、超こわがりでばーちゃんっ子という。